患者様の集め方は学校では教えない
医療技術のプロであるドクターであれば医学部で医療技術を習得し多くの知識を学んでいるはずです。しかしながらクリニック経営においては肝心の患者様をいかに集めるかという手法が医療技術と同じくらいに重要になります。
ドクターがいかに優れた医療技術を持っていてもそのことを世の中に伝える技術がないと患者様はドクターの存在に気づいてくれません。いかに患者様に正確な情報を伝えて来院してもらうか?
そのためにはマーケティングが必要となります。マーケティングとは色々な定義がありますが、一言でわかりやすく言うと「広告宣伝」です。
最近ではSNSやプレスリリースを活用して低コストや無料での広告宣伝手法もあります。しかし、ある程度のコストをかけた方が集客の結果も出やすく集患の成長スピードを速める事ができます。
マーケティングを知っているドクターが勝ち残る
起業は知っているか否かが勝負の別れ目
お客様(患者様)を集めるのは運や能力の問題というよりも知識の問題です。どうやって集患するかテクニックを知っているか否かの問題です。
その点は勉強に近い考え方で良いのかと思います。集患のためのノウハウを事前に把握しておくことで適切な集患サポートをクリニックの成長のタイミングで導入していくことができます。
例えば、新しくクリニックを開業するにあたり、Webサイトを制作するだけで患者様は集まるでしょうか?答えは当然ですが、NOです。
では、制作したWebサイトをGoogleに広告掲載すればたくさんクリックされて患者様が集まるか?それも恐らくNOです。もちろん圧倒的な広告費を払えば別ですが。
実は新規の集患においてはベタに昔からの広告媒体の方が効果があるケースがあります。例えばポストや新聞に折り込まれるチラシのような紙媒体です。
なぜなら、クリニックというのは非常に地域性のある業態だからです。当然、非常にレアな珍しい診療をされるのであればWebサイトからの集客をしなければ患者様にリーチする事が難しいかもしれません。
ですが、一般的な皮膚科や眼科等の診療であれば「近くにある、見慣れたクリニック」に行こうとするケースが多いのです。そういった意味ではローカルマーケットに効く広告媒体を選択する方が効果があります。
これは美容外科のような業態でも意外に応用できるケースが多く、例えば恵比寿駅を利用されている方はある美容外科クリニックの広告を一度は目にした事があるはずです。
このクリニックは全国的には知名度はほとんどありませんが、恵比寿駅を日常的に利用している方の恐らく80%くらいの方が認知しているクリニックです。
このクリニックは徹底的にローカル広告に予算を集中させています。例えば駅の看板広告やデジタルサイネージを大きな規模で抑えています。
恵比寿近隣で働く人や通勤の方で美容整形を検討されている方は、一度はそこのクリニックを調べているはずです。なぜなら、大手の美容整形外科と同じくらいの認知度が恵比寿エリアではあるからです。
とはいえ、そのクリニックがTVCMを流すような大手クリニックのような膨大な広告予算を掛けているわけではありません。
極めて限定的なエリアでの集中広告のため恐らくWebサイトに広告費を寄せている美容外科クリニックよりも広告費は抑制できていると思われます。
これが、マーケティングを知っているドクターと知らないドクターの差であると考えます。本当に集患に効果のある媒体に広告費を使い、そこからネット検索に誘導する。ここで初めて良質な情報が掲載されているWebサイトが集患に活かされてきます。
どのような支援ができるのか?
当社が提供するクリニックマーケティングの手法としてはドクターがどのようなプロセスでクリニックを展開していきたいかによりメニュー作りから始めます。
どのような診療科目でどれくらいの規模のクリニックをまず展開したいか、それにより必要なマーケティングプランを作成します。
このマーケティングプランがドクターが開業や運営にあたり知っておくべきマーケティングのコツを当社がお教えする形にもなります。
また、広告媒体は限定せずに、紙媒体、ネット広告、PR、動画、等全ての広告媒体を含めて検討をします。どの広告媒体は「どこで何をするのか?」により異なるためです。
集患の立会げと継続的な支援
開業がゴールではない
開業はあくまでスタートラインに立ったにすぎません。開業後に一定数の集患が実現しても継続的なフォローがなければ永遠に新規の患者様を集め続けなければなりません。
既存の患者様に再度来院してもらえるような仕掛け作りも必要になります。その仕掛け作りがうまくできるとクリニックの設立年数と比例してストックとなる患者様が増えて広告宣伝費を下げていくことができます。
一例ですと定期的な検診のお知らせハガキを郵送して来院を促すケース等があります。また、法人向けの健康診断等の診療をされるドクターであれば定期的に予防接種等の案内のDMを出すケースがあります。
またLINE登録をしてもらい継続的に案内やドクターのブログ等の誘導してオンライン上でコストを掛けずに患者様とのつながりを維持する手法もあります。
それぞれの診療科目や長期的な戦略に併せて最適な御提案を致します。
予算は理想の売上から逆算
ゴール設定から始める
仮にですが、毎月500万円の売上を上げたいと考えます。その場合に一患者当たりの平均単価がいくらくらいで、そのためには何人の患者様にご来院頂く必要があるのかを最初に計算します。
集める必要な患者様の人数が例えば毎日20人だとします。そのうちの1人を集めるのにどれくらいの予算が必要となるかを調べます。
一般的に言われている集患コストでもいいですし、テスト的に広告を出した際の効果の数値でも構いません。それにより例えば1患者様あたり、1,500円のコストがかかると仮にした場合、毎日30,000円の広告費がかかります。
そこから、月間いくらの広告費が必要となるかを逆算する事ができます。
当社の支援費用
当社の支援に関する料金は初期設定やプランニングに要する費用が10万円程度からご相談に応じています。その後の広告に関する支援全般は必要とされる広告費に連動して決めさせて頂いております。
広告費の20%程度を連動して頂くケースと広告費の総額自体が少ないものや広告費自体が発生しないPR等の場合は別途一式の費用として御見積りを提示しております。
お問合せの流れ
申し込みフォームからお問合せ
下記のお申込みフォームから記載のうえご連絡下さい。
ヒアリング
お休みの日やお仕事明けのお時間の都合のつくタイミングでヒアリングの設定をさせて頂きます。オンラインでの対応も可能です。
御提案
当社にてマーケティングのプランを提出させて頂きます。併せて概算の御見積りも提示致します。ご予算に合わせたご提案またはご要望に合わせたご提案のいずれにでも対応致します。
御契約
着手となる場合にご契約を結ばせて頂きます。銀行のご融資を前提として御取組みされる場合でも実際に業務着手となるため、この段階で御契約を結ばせて頂きます。
この際、もし銀行融資が組めない場合には御契約を破棄する特約を設けますのでドクターに不利益が被らないように考慮した内容としております。
実行
実際に開業に向けた物件探し、内装工事、広告制作等を進めさせて頂きます。ここまで来たら後は開業に向けて全力でサポートを実施致します。
なぜ当社である必要があるのか?
創業期からM&A周辺業務に精通
複数の事業展開を行っている当社の創業期からの事業の一つがM&Aのアドバイザリー業務になります。これまでに多数の企業の事業承継を支援してきた実績を基に多くのドクターの承継開業に貢献をします。
中小企業に特化した業務展開
当社の事業の多くは大手企業よりも地場の中小企業をお客様とした事業が占めています。そのため、より小さな事業や開業に伴うご支援に対してもきめ細かく対応が可能です。
多角化展開における経営支援
当社の事業の中で、不動産取引や内装のリノベーション工事を支援するリノベーション不動産事業部。新規事業や事業拡張を支援するビジネスデザイン事業部がございます。
開業を検討しているドクターにとって不動産取引や院内内装、広告宣伝等で必要となる取引先を探す手間が省けます。また、一貫した方向性の基にご支援をする事が可能です。
承継後の事業成功をゴールとして設定
当社のM&Aアドバイザリー業務のゴールは「M&Aの成立」ではなく、成立後の事業の成功をゴールとして設定しています。仲介だけして終わりという従来のアドバイザリー業務だけでは出来ない承継後のご支援も一貫して実施することが可能です。